どうも、チャボです。
ヴェルファイアのディーラーオプションナビ『ALPINE/EX11Z』のSDカードからの音楽再生について、昨日四苦八苦した結果、SDカードが何処にも認識されなくなって諦めた本件、リベンジです。
四苦八苦した様子は下記の記事になります
◆SDアソシエーションを使ってSDカードのフォーマットに成功
ナビでもWindowsでも認識されなくなってしまったSDカード。
SDカードの再購入も視野に入れていましたが、ここはなんとか頑張りたいと思ってネットの海を検索しまくりました。
コマンドプロンプトからフォーマットしようにもそもそもSDカードが認識されず、挿さっていることにすらならないのでこれは断念。
ではフォーマットソフトを使えば認識されるのでは?と思って見つけた、『SD association』という、SDカードのフォーマットフリーソフト。
藁にもすがる思いでWindowsにインストールし、試してみるも…
認識されず…
やはりそもそもSDカードが挿さっていることが認識されないことには始まらない様子でした。
うぬぅ…
諦めようかと思いつつ、ダメ元でMacBookに繋いでみると…
あ!認識された!
それならばと『SD association』をMacBookにインストールしてみることにしました!
まずはサイトからダウンロードです。
利用規約は何故か全部英語…仕方ないのでそのまま同意。
これでダウンロードが完了するので、出てきた圧縮ファイルを解凍してインストール!
出ました!
早速ソフトを起動すると…
SDカードが認識されています!
とりあえず設定はそのままで、クイックフォーマットで実行すると、サクッと処理が終了しました。
この状態で、Windowsに挿してみると、SDカードは無事に認識されました!
なので、一旦ナビに移動し、SDカードを挿してみると、ここでも無事認識されました!
とりあえずナビで、音楽用のフォーマットを実行を行い、Windowsに繋いでみると、フォーマットしてくださいとの表示が…
んんんんん???
とりあえずフォーマットを実行。
コレはアレか。
ナビでのフォーマットは不要なやつか?
というわけで、MacBookに移動し、試しに数曲入れてみて、ナビに繋いでみると…
聴けた!
ほほぅ。。
そういうことか…
やっぱりナビでのフォーマットは、ナビの中でCDからSDカードに録音する為に必要なものなようですね。
わかんねぇよそんなん…
とはいえ、Mac OSが対象外ってわけじゃないことがわかっただけでもまずは良しです。
これでMacBookで曲の更新ができますからね!
というわけで、必要な曲を全てMacBookからSDカードにコピーしナビに入れることになりました。
◆ALPINEナビEX11ZではSDカードの曲がフォルダ単位でしか検索出来ない
SDカードをナビに挿入し、AUDIOソースでSDカードを選択すると…
無事聴くことができました!
が。
このナビは、あくまでSDカードの中のフォルダを認識してグルーピングしています。
つまり。
SDカードにコピーしたときの状態に依存するということです。
しかも認識されるのは、曲の1つ上の階層までだけ。
どういうことかと言いますと。
今回、iTunesからではなく、その大元のiTunes Mediaフォルダから、アーティストフォルダごとSDカードにコピーしました。
iTunesでパソコンに取り込んだCDは、アーティストフォルダに分類され、その中にCD単位で格納されます。
仮に『GLAY』というアーティストの『BELOVED』というアルバムをiTunesで取り込んだ場合を例に説明します。
CDを取り込むと、フォルダとしては、まずアーティスト名である『GLAY』というフォルダが作成され、その中にCDタイトルの『BELOVED』というフォルダが作成されます。
その『BELOVED』というフォルダの中に、曲が格納される、という仕組みなんです。
このフォルダ構成を念頭に置いてALPINEのナビ『EX11Z』に当てはめると、曲の1つ上の階層、すなわち『BELOVED』というCDタイトルフォルダのみを認識し、グルーピングするということなんですよね。
実際のナビで、曲を検索しようとすると、こんな感じになります。
これは、全てCDタイトルですよ。
しかも、CDタイトルで並ぶもんだから、誰のCDかすらも不明なんですよ。
せめて、SDカードにコピーした段階でCDタイトルの頭にアーティスト名を手動で入力しておけば、一応ソートは出来そうですがね、やってられんでしょうよそんなもん。
ありえんでしょうよ…。
アーティスト検索出来ないってなんだよ…
じゃぁアーティスト検索をするやり方がないかと考えつく方法としては、アーティストフォルダを作って、その中に曲をバラして入れていくということで対処できそうですが、そうなると、今度はCDタイトルで検索出来なくなります。
もうさ、痒いところに手が届かないばかりか、むしろ放置し過ぎて酷なってるやんって話です。
今時ありえんだろうと…
ついでに言うと、ランダム再生が出来る(当たり前)んですよね。
このクロスした矢印がそれなんですが、このランダム再生状態で曲送りをすると次の曲に飛ぶのは当然として、前の曲に戻ろうとしたら、戻りません。
戻らないんです。
戻るボタン押したら、その曲の初めに戻るだけで、前の曲には戻りません。
戻らないんです!
いや、ホント、なんなんですかね。
基本的にブログで酷評はしないのをモットーにやってきましたが、これはあまりにも酷いです。
画面もデカくて綺麗ですが、滑らかにタッチできるでもなく、音楽再生も片手落ち。
イケメンなだけで金の消費が荒く生活態度ゲキ悪のダメ男状態です。
ナビの設計した人、音楽聴かない人なんですかね。
音楽再生について、あまりにも興味なさ過ぎでしょう…
◆買う前に確認した時『アーティスト検索はできる』と聞いていた
以前のTOYOTA純正ナビもこんな感じだったから、ディーラーでナビを買う事にかなりの抵抗があった為、買う前に確認したんです。
『アーティスト検索とか曲の検索とかできますか?』
と、かなり具体的に。
そしたら、営業さんはALPINEに問い合わせてくれて
『できるそうです』
との回答をいただきましたので、安心して購入したわけですが、このザマです。
しかも今回はTOYOTA製ナビじゃなく、ディーラーで買える社外品ナビだから大丈夫だろうってことにもなってたんですよね。
甘かった。
ただ、嘘つかれたわけじゃなく、恐らくナビの中でCDからSDカードに録音した場合は、アーティスト検索できそうですね。
試してないけれど。
◆まとめ。やはりナビはディーラーで買うべきではない
いいこともありますよ。
バックモニターやらスピーカーやらハンドルリモコンやら、全部の機能が連携して使えることを保証してくれるから。
そこに重きをおくならディーラーでいいかもですが、音楽再生やら他のごく一般的な機能を求めるならば、ナビが入ってない状態で車を買って、オートバックスなどで好きなやつ選んだ方がいいです。
間違いない。
ホント、間違いない。
ナビは車に乗ったら嫌でも見るものです。
毎回触るものです。
しかも高価なシロモノです。
そこに不満があると、どんな良い車に乗っていても気持ちよくなくなりますからね。
みなさま、ご購入の際はお気をつけください。
今回はここまで🐔